以前、おすすめのプラグインの紹介の記事を書きました。
WordPressを使うとなると、色々便利な機能があるプラグインを入れたくなりますが、前回の記事では、インストール方法を簡単にしか書いていませんでした。
今回は、もう少し詳しくインストール方法を書いていきます。
また、プラグインのインストールに伴う注意点なども合わせて書いていきますので、参考にしてみて下さい。
参考【2017年版】WordPressおすすめプラグイン9選+6選
目次
プラグインのインストール方法
プラグインをインストールする場合、だいたい下記3点のどれかの方法で行うようになります。
WordPress公式のプラグインのインストール
まず、WordPressが認めている(公開している)プラグインのインストール方法が、最も多く行う事になります。
WordPressが認めて、管理画面から検索できるプラグインですので、安全性が高く、ウィルスへの感染する恐れも(ほぼ)ありません。
インストールの手順も個別の設定を除けば、最も単純に行えます。
管理画面で「プラグイン」⇒「新規追加」を選択
右上検索窓から必要なプラグインを検索
目的のプラグインの「今すぐインストール」を選択
「有効化」ボタンをクリック
特に設定の必要がない場合は、これでWordPressでプラグインが使える状態になりましたので、完了です。
個別に設定が必要なプラグインの場合は、設定をしないと動かないものもありますので、注意が必要です。
WordPress非公式のプラグインのインストール
次は、WordPressの管理画面から検索できない(公開されていない)プラグインのインストール方法です。
これは、主にテーマ(有料無料問わず)に依存するプラグインだったりする場合に行うインストール方法になります。
WordPressで公開されていないプラグインだからと言って、公式より劣っている、危険性が高いというものばかりではありません。
ただし、公式プラグインと違い、第三者によるチェックが行われていない事は念頭に置いておきましょう。
管理画面で「プラグイン」⇒「新規追加」を選択
「プラグインのアップロード」を選択
目的のプラグインファイルを選択
この時、「ファイルを選択」で目的のZipファイルを選択しても大丈夫ですが、「ファイルを選択」ボタンにドラッグ&ドロップする事もできますので、そちらの方が簡単です。
「今すぐインストール」を選択
「有効化」ボタンをクリック
こちらも特に個別設定が必要でなければ、これでプラグインが使用可能になっています。
FTPで直接アップロード
最後にFTPで直接アップロードするインストール方法です。
こちらの方法は、公式の方法・非公式の方法、どちらでもインストールする事ができない場合の方法になります。
直接サーバーのファイルを操作する事になりますので、自己責任でお願いします。
また、使用しているサーバー(レンタルサーバーや自社サーバーなど)の構成により、細かい方法が違ってきますので、共通点部分のみ書いていきます。
プラグインファイルの準備
まずは、目的のプラグインファイルを準備しましょう。
Zip形式の場合は、展開しておきましょう。
サーバーにFTP接続
アップロードするためにサーバーにFTP接続をします。
(FTPとは何かは割愛します)
FFFTPやNextFTPなど、なんでもOKです。
ファイルのアップロード
サーバーファイル構成で「public_html」または、それに準ずるディレクトリがあるかと思いますので、そこから
「public_html」⇒「wp-content」⇒「plugins」
と辿っていって下さい。
そこにプラグインファイルをそのままアップロードします。
インストール時の注意点
有効化のし忘れ
たまに忘れそうになるのが、「有効化」のし忘れです。
管理画面からインストールする方法以外の場合は、注意したいですね。
設定のし忘れ
インストールをして有効化もしても、プラグインによっては個別の設定が必要になる場合があります。
有名なところでは、以下の設定です。
プラグイン名 | 設定内容 | 備考 |
---|---|---|
Akismet Anti-Spam | APIキーの指定 | 設定しないと使用不可 |
Contact Form 7 | メールフォームの編集 | |
UpdraftPlus - Backup/Restore | バックアップ先などの設定 | 設定しないと使用不可 |
相性・競合の問題
様々な機能を付加できるプラグインですが、ものによってはプラグイン間、テーマとの干渉など、問題がある場合もあります。
一例として、近頃は多くあるSEO対策をしてあるテーマに「All in One SEO Pack」等のSEO対策プラグインを入れたり、効果や意味合いが同じの「WebSub/PubSubHubbub」と「PuSHPress」を両方入れたり、という感じです。
プラグインの入れ過ぎ
利用しているサーバーのスペックにもよりますが、一般的な安く利用できるレンタルサーバーの場合は、20個以上のプラグインは入れない方が賢明です。
管理もできませんし、速度的にもかなり遅くなってしまいます。
問題が発生した場合
プラグインを導入して問題がある場合は、「有効化」を解除(停止)して、様子を見ましょう。
場合によっては、有効化または設定後にサイトが表示できなかったり、そもそも管理画面にすら入れない・表示できない状態に陥る事もあります。
その時は、サーバーの管理者ページから問題のあるプラグインを削除するか、FTPソフトを使い直接プラグインファイルを削除するのが良いでしょう。
最後に
WordPressは、その汎用性の高さからテーマ・プラグインをどう入れ、どう設定するかで様々なサイトが構築できる非常に便利なツールです。
しかし、プラグインの導入一つだとしても、間違えるとサイトが表示できなかったり、場合によってはウィルス感染で自分だけではなく、周りにも迷惑をかける可能性があります。
公式・非公式に関わらず、そのプラグインが安全かどうかは、良く調べてから導入する事をおすすめします。