WordPressでサイト・ブログを始めようとすると使用するテーマにもよりますが、追加機能が欲しい時があります。
そんな時に使うのがプラグインになります。
プラグインは、テーマ以上に多くのものが公開されており、有料のものもありますが、基本的には無料のもので大丈夫です。
今回は、WordPressを使用する際に必要なプラグインと用途によって必要なプラグインを紹介していきます。
そもそもプラグインとは?
WordPressの特徴の一つでもあるプラグインは、標準のWordPressにはない機能(プログラム)がプラグインという形で公開されており、これらをインストールする事でWebサイトや管理画面に追加で様々な機能を追加する事ができます。
例えば、記事を作る際に表を簡単に作れるプラグインやお問い合わせフォームを簡単に設置できるもの、リンク切れを教えてくれるものなど、様々なものが存在します。
ただし、使用しているWordPressのバージョンで使用できるかどうかは、探した時・インストールする時にわかりますので、注意しておきましょう。
プラグインのインストール方法
左側メニューからプラグイン⇒新規追加を選択します。
右上の検索から追加したいプラグイン名やキーワードを入力すると検索結果が表示されます。
追加するプラグインが見つかったら、「今すぐインストール」をクリックする事でWordPressに追加できます。
実際にこの機能を使用する場合には、「有効」ボタン、またはインストールプラグイン一覧から「有効」を選択しましょう。
必須のおすすめプラグイン一覧
Akismet Anti-Spam (アンチスパム)
WordPressには、ブログ用の機能の一つとして、閲覧者がコメントを残せる機能がありますが、ここにスパムメッセージなどを残されると厄介ですし、サイトとして管理していないと思われます。
このプラグインは、コメントのスパム対策として有名なプラグインでコメント欄を解放している場合には、是非インストールして有効にしておきましょう。
Broken Link Checker
リンク(他のサイトやアフィリエイトサイト、内部リンク)が切れている場合(リンク出来ない)に登録してあるメールアドレス宛てに通知が受け取れます。
リンクが多いサイトの場合は、リンクが切れても気が付かない場合もあるので、特に必要なプラグインとなっています。
EWWW Image Optimizer
WordPressでは、記事を書く時に画像やイメージ(アイキャッチなど)を使用しますが、そこに使う画像ファイルのサイズを縮小・最適化してくれるプラグインです。
特に何か作業が必要な訳ではなく、プラグインをインストールして有効にしておけば、画像をアップロードすると圧縮してくれますので、便利なプラグインとなっています。
Google XML Sitemaps
WordPressでサイトを構築する時、Googleサーチコンソールに登録する(Google検索に表示してもらうため)と思いますが、そこに自分のサイト情報(サイトマップ)を更新すると自動的に送信してくれるプラグインです。
一々自分でサイトマップをGoogleサーチコンソールに登録するのは、かなり手間なので便利なプラグインです。
PS Auto Sitemap
上のプラグインもそうですが、自分のサイトのサイトマップ(サイトの情報)を作るのは、ページが多くなると更新も一苦労です。
このプラグインは、自動でサイトマップを構築してくれるので、上のプラグインでサイトマップ情報を送るのも非常に楽になります。
サイトマップのページを公開する場合、デザインも選べるようになっています。
SiteGuard WP Plugin
WordPressにインストールするだけで、セキュリティ向上を行えるプラグインです。
管理ページの保護とランダム数字によるログインページの保護や不正ログインの監視などを行ってくれます。
※導入した場合は、ログインページが変更されますので、注意しましょう。
UpdraftPlus – Backup/Restore
テーマを変えたり、プラグインを導入したり、色々記事を書いたりすると、どうしてもエラーや不具合、誤って消してしまう、なんて事もあります。
そこで、外部(GoogleDriveなど)にバックアップがあれば、それを復元すれば何とかなります。
このプラグインは、そんなちょっとした時のために役に立つバックアップツールです。
データベース・WordPressデータなど色々バックアップが可能です。
WebSub/PubSubHubbub
読み方は「プブサブハブバブ」です、言いにくいですね(笑)
このプラグインは、記事公開時にすばやくGoogleに情報を伝えてくれるツールです。
このプラグインもインストール・有効化だけでOKなプラグインです。
WP Multibyte Patch
このプラグインは、WordPressをインストールすると最初から入っているプラグインの一つです。
日本語のサイトを作ろうと思ったら、必須のプラグインになります。
と言うか、このプラグインが無いとマルチバイト(2バイト文字/ひらがななどの日本語)の取り扱いに不具合が生じます。
必須ではないが、場合によっておすすめのプラグイン一覧
AddQuicktag
記事作成時に良く使うタグを登録できて、記事作成を楽にしてくれるプラグインです。
文字の装飾やサブタイトルのタグなどを登録しておくと、記事を書く時に便利です。
Contact Form 7
問い合わせフォームを設置したい時に便利なプラグインです。
よくサイトにある「お問い合わせ」や「メールフォーム」を設置できます。
サイト管理者への連絡先が無いと不便なサイトもありますので、設置しておいた方が良いかもしれません。
Pixabay Images
記事を書く時には、アイキャッチを含め画像を使用しますが、自分で撮った写真以外はどこかからもらう必要があります。
著作権の問題もあり、サイトの画像は中々使えないものもありますが、このプラグインを入れると、著作権フリーの画像が記事作成画面から検索可能になります。
ただし、海外のプラグインのため、英語で検索した方がより検索できます。
※日本語でも検索は可能です。
Table of Contents Plus
サイトやブログを閲覧していると、目次があると思いますが、これを自分で作るのは大変です。
このプラグインを入れる事で、h2やh3の目次を読み取り、自動的に目次を作成してくれます。
h2・h3・h4など、どのレベルまで目次を作成するかも設定できるため、自分に必要な目次を作成する事が可能です。
TablePress
記事に表を入れる時、HTMLタグを知らなくても、このプラグインを使えば簡単に表を作成する事が可能です。
テーブル作成のプラグインは、他にもありますので、自分に合ったプラグインを選ばれた方が良いと思います。
All In One SEO Pack
WordPressを使うのであれば必須と言われているプラグインですが、最近のテーマには有料無料を問わずSEO対策を施されているものが多くありますので、必須とは言えなくなっています。
また、テーマによってはこのプラグインとの相性が良くなく、逆に不具合が発生する場合もありますので、注意が必要です。
SEOを施していないテーマを使用する場合には、必須のプラグインですので、是非入れておきましょう。
最後に
WordPressを使う時に必要な必須プラグイン9つ、あると便利なプラグイン6つを紹介しましたが、いかがでしょうか。
使用するテーマやWordPressのバージョンによっても使える使えないプラグインがありますので、よく自分のテーマなどを調べてから導入する事をおすすめします。