子どもたちは夏休みですね。
社会人(主に会社勤め)になると夏休みが数日しか取れないので、少なく感じる人も多いみたいです。
日本の社会人の平均休日数は、120日となっており、1年で考えると約3分の1休んでいる事になります。
こう考えると、3割程度休めるなら妥当かとも思えてきます。
いきなり余計な話から入ってしまいました。
毎回夏休みなると始まる、NHKのラジオ番組「夏休み子ども科学電話相談」、素朴な疑問から大人では思いつかない疑問まで、子どもたちが質問を投げかけ、個性豊かな先生たちが回答していく番組となっています。
これが中々毎年・毎回面白いと評判なんですが、質問をする子どもも回答する先生も、どちらもユニークな名言(迷言?)が生まれています。
そんな「夏休み子ども科学電話相談」での面白かった質問・回答をいくつか紹介します。
深い回答
※2017年の質問
質問者:アトムは善悪を区別できますが、今のAIは判断できますか?
先生:そもそも、良いことと悪いことって何なんだろう?
(中略)
先生:ロボットは人間が良いことだと思ってるんじゃないかな? 悪いことだと思っているんじゃないかな? ……としか想像できません。人間が悪いことを教えると、悪い行動をしてしまうようになります。
先生:非常に奥が深い質問で答えにくいですが、結論としてロボットは、人間の振る舞いや多くの人が考えている良いこと悪いこと、それを参考にしながら想像することができます。だけど、それは必ず正しいとは限らないし、変わっていくかもしれません。引用元:公式
何と言うか、哲学的な返しと考えさせられる回答ですね。
高度な回答
※2017年の質問
質問者:円周率や平方根はどうして無限に続くのですか?
先生:ほかの数も無限に続くと考えてもいいんですよー。たとえば1は、1.000000…と続くと考えられるんです。引用元:公式
何か騙されてる感が出てきますね。
面白い回答
※2015年分
質問:サボテンにはどうしてトゲがあるのですか?先生「なんでとげがあると思う?」
子ども「ぅ~ん…..」
先生「わかんない?」
子ども「….わかんないw」引用元:twitter
※2017年分
質問者:どうしたら虫が怖くなくなりますか?
先生:飛ぶ虫が嫌い?
質問者:6歳くらいから
先生:その頃にダンゴムシって触ってた?
質問者:ダンゴムシは好きです
先生:よかった…
質問者:今も好きです
先生:よかったぁ!引用元:公式
名回答?それとも迷回答?
※2016年分
「カニに骨はあるんですか?」
「カニを食べたことはあるかい?」
「はい。よく食べます」
「そう。じゃあ、カニの足はどんなふうになっていた?」
「……足?」
「ハサミのところは?」
「……ハサミ…?」
(カニカマだ)(カニカマだ)引用元:twitter
※2015年分
質問「庭をコンクリートで固めちゃったんですが、蝉の幼虫はどうなりますか」
先生「死ぬねー死んじゃうねえー。出てこれないから死ぬし、そもそも固める以前に庭の木を切った時点で餌とれなくなって死ぬねえ。」
直 球 す ぎ る引用元:twitter
※2016年分
「人間はサルから進化したのは、本当ですか」(ゆうきちゃん)
先生「動物園でサルを見たことあるかな?」
ゆうきちゃん「ある。似てなかった」
先生「犬はどう?ゆうきちゃんに似てるかな?」
ゆうきちゃん「ちょっと似てる」
先生「そうか…」
暗礁に乗り上げた引用元:twitter
「夏休み子ども科学電話相談」の放送情報
放送局 | NHKラジオ第1放送 |
2017年前半 | 2017年7月24日(月)から2017年8月4日(金) |
2017年後半 | 2017年8月24日(木)から2017年8月31日(木) |
放送時間 | 午前8時5分から午前11時49分 |
土日はお休みになります。 |
最後に
子どもも先生も面白すぎます。
素朴な疑問から大人でも疑問に思う事、大人では思いつかない質問など、大人が聞いても面白い番組です。
中には3歳位の子が、可愛い質問をしているのを聞くと、癒されたりもします。
これから聞いてみたい方は、公式サイトから番組の一部を視聴できます。
また、インターネットラジオ「らじる らじる」の「聞き逃し番組一覧」からも視聴する事が可能です。
聞き逃した方、これから聞いてみたい方は、チェックしてみてはいかがでしょうか。